事業計画とは
このコラムを読んでいただいているあなたはどのような理由から事業計画書を作成しようと思いましたか。これから起業するあなたにとって事業計画は必ず必要なものですが、あらためて資料として作成しようと思うのは金融機関等から資金調達をしようとするときというのが多いのではないでしょうか。それまでは、あなたの事業計画はあなたの心の中にあります。
銀行などに求められて事業計画を作成するのも決して悪いことではないのですが、融資の添付資料として作成すうとどうしてもお金を借りることができる計画になりますし銀行が求める必要最低限の内容になってしまいます。今あなたの心の中にある事業計画を早いうちに文書として吐き出してみるのは大切です。人に説明する目的で事業計画を作成する作業のなかである程度自身の計画を客観的に見ることができますので、心の中にあるうちは気づかなかった未熟な部分がよく見えてきます。
事業計画というとどうしてもかまえてしまいますが、定まった形式がある訳ではありませんので、自分はどれだけ人の心に響く計画を作成することができるのか、チャレンジ精神や遊び心をもって自由に作成する気持ちが大切です。最近では文章や表計算だけでなく、パワーポイント等を使ってビジネスを視覚的に表現した事業計画書が多くなっています。
最後に逆説的ですが、あまり事業計画だけに固執してほしくはないと思います。起業するという方から大変きれいなビジネスプランを見せていただくのですが、一向にそのとおりに事業が立ち上がらないというケースを時々経験します。少し厳しい言い方になりますが、そういった方は、きれいな事業計画は作れても、それを実現するための地味な作業を積み重ねる覚悟ができていない人です。
事業計画はあたりまえですが決してゴールではなくスタートです。自分の事業を情熱を持って人語れる事業計画を持ち、それ以上の情熱をもってその実現に邁進できる、そんな起業家だけが自分の夢を実現できるのだと思います。
事業計画は自由に作成してくださいといいましたが、最後に事業計画に必要な項目を目安としてあげておきます。
@ 事業目的
自身のことばで情熱を持って書いてください。
A 事業内容
事業の特徴(強みや弱み)を冷静に分析してください。
B 市場環境
統計データと自身の足で稼いだ情報をもとに。
C 経営計画
事業を継続していく上での販売計画、仕入計画、設備投資計画、採用計画等について具体的に書いてください。
D 資金計画
事業継続にもっとも必要な資金調達と使途についての計画です。別のコラムで詳しく説明します。
1. 損益計画
収益や資金繰りについての計画です。別のコラムで詳し説明します。